メロディック・テンションとハーモニック・テンションとは?

こんにちは🌻枡田咲子です😃

今日は色々なボイシングを作るときに出てくる用語について。

メロディック・テンションとは?

ハーモニック・テンションとは?

そして、これをボイシングに使うときのヒントをお伝えしていきます!

4way closeボイシングについては、こちらをご参考ください。

メロディック・テンションとハーモニック・テンション

ここでいうテンションとは、9th,♭9th, #9th, 11th, #11th, 13th, ♭13thのことです。

テンションについてはこちらをご参考ください。

メロディック・テンション

ボイシングのトップ・ノート(一番高い音)がテンション・ノートのとき、このトップ・ノートのことをメロディック・テンションといいます。

メロディックとハーモニックテンション.001

ハーモニック・テンション

ボイシングするとき、内声にあるテンション・ノートのことをハーモニック・テンションといいます。

メロディックとハーモニックテンション.002

ちなみに、オルタード・テンションは、ナチュラル9th, 11th, 13thが変化した ♭9th, #9th, #11th, ♭13thのことです。
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アレンジする時の使い方

メロディック・テンションを使う時

メロディック・テンションとは、一番高い音がテンションのことです。

つまり、目立つ音(聞き映えのする音)がテンションということになります。

どのテンション・ノートを使っても、綺麗にボイシングすることが可能です。

ジャズ・フィールを出したいときは、メロディック・テンションになるようにコードを変えてアレンジすることもできます。

ハーモニック・テンションを使う時

メロディーや、ボイシングのトップ・ノートはコード・トーンである場合、ハーモニー(内声)にテンションを入れるとメロディック・テンションよりは少し抑えられたテンション・コードに聞こえます。

テンション・ノートはボイシングの高いところで響かせること効果があり、メロディーがコード・トーンであることからテンション・ノートの選び方や配置次第で本来のコードとは違うコードに聞こえてしまう場合もあるので少し注意が必要です。

ナチュラル・テンション(9th, 11th, 13th)はハーモニック・テンションで使いやすい音です。

トップ・ノートがテンション・ノート

『メロディック・テンションであり、ハーモニック・テンションである』というケースです。

トップ・ノートがテンションで、さらにハーモニー(内声)にもテンションを入れます。

テンションの響きを十分に出せるボイシングになります。

メロディックとハーモニックテンション.003

まとめ

メロディック・テンションとは、トップ・ノート(メロディー)がテンションのことです。

ハーモニック・テンションとは、ハーモニー(内声)にテンションを入れることです。

テンションは高いところで鳴ると綺麗です。

なので、メロディーがテンション(メロディック・テンション)のとき、

自動的にトップ・ノートがテンションになるため、テンションの響きとしては効果が高いです。

ハーモニー(内声)にテンションを入れる場合は、トップ・ノートがコード・トーンの場合、使いにくいテンションがでてきたりします。

テンションの組み合わせ方もあったりするので、何でも使えるわけではなくなってきます。

色々なボイシングを試して、自分の耳で聞いて確認してみてください!

次回は、テンションの組み合わせ方について

最後まで読んでくださりありがとうございました✨

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