4way close から作るオープン・ボイシグ【No.9 ボイシング 】

こんにちは🎄枡田咲子です😃

クローズのボイシングは、基本1オクターブ以内に作り、オープンのボイシングといえば1オクターブ以上で作ります。

じゃあ、オープン・ボイシングって音を広げてボイシングすれば良いのでは?と思ってませんか?

オープン・ボイシングの方法はいくつかありますが、

今回は4 way close ボイシングからオープン・ボイシングを作る方法をみていきましょう!

あと、簡単ですがオープン・ボイシングの使い方についてもご紹介します。

4 way close ボイシングについては、こちらをご覧ください。
スポンサーリンク

4 way close から作るオープン・ボイシング

まずはトップ・ノートから4way close ボイシングを作ります。

openボイシング.001

4way close ボイシングの一番高い音(トップ・ノート)から順に、2(ツー/two)→3(スリー/three)→4(フォー/four)とします。

openボイシング.002

ここからオープン・ボイシングにする方法は、

  • drop 2(ドロップ・ツー)・・・上から2番目の音を1オクターブ下げる
  • drop 3(ドロップ・スリー) ・・・上から3番目の音を1オクターブ下げる
  • drop 2+4(ドロップ・ツー・アンド・フォー)・・・上から2番目と4番目の音を1オクターブ下げる

以上です!

openボイシング.003

    ボイシングのバランスが悪くなりそうな、dorp2+3とかはありません。この3パターンだけです!!

    オープン・ボイシングの使い方

    どんな時にオープン・ボイシングにすれば良いのか?

    オープン・ボイシングの方がクローズ・ボシイングより音域を幅広く使うので、リッチとかゴージャスに聞こえるということでしょうか。

    ただ常にゴージャスなサウンドが良いわけでではないし、低い音はずっしりと聞こえるのでトップ・ノートの音域が低いときはクローズ・ボイシングが良かったります。

    あとはアレンジャーのセンスですね!!

    しかし、、、

    オープン・ボイシングにしなければいけない時

    それは、楽器と音域が合わないときです。

    openボイシング.010

    上記例のクローズ・ボイシングで

    • トップ・ノートをトランペット
    • 上から2つ目の音をアルト・サックス
    • 上から3つ目の音をテナー・サックス
    • 上から4つ目の音をトロンボーン

    が演奏する場合、、、

    • 上から3つ目の音をテナー・サックスと
    • 上から4つ目の音をトロンボーン

    は、音域から外れるため、音がない、または音が出ても綺麗に鳴らないなどの問題がでてきます。

    このような時は、各楽器のベストな音域に合わせてオープン・ボイシングを使います。

    openボイシング.005

    【注意】drop 3 → ♭9thの音を1オクターブ下げると、ルート音とダイレクトに短9度の音程を作るため不協の響きになります。

    openボイシング.006

    補足:不協の音程テンション♭9th

    不協の音程は短2度です。1オクターブと短2度(短9度)、2オクターブと短2度どどれだけ離れていても不協です。

    そうすると、テンション♭9thは常にルートと不協の音程になってしまいまいます。

    でも一生使えない?なんてことはなく、この不協のようなサウンドがジャズらしいテンション♭9th!!

    ルートとダイレクトにぶつけるのではなく、間接的にぶつけることでかっこ良くアレンジできます。

    ポイントはルート音とテンション♭9thの間に音があるかどうかです。

    openボイシング.009

    クローズ・ボイシングが良い時

    トップ・ノートが低くなると、オープン・ボイシングが使えなくなることがあります。

    以下のボイシングは、上記のC7(♭9)を1オクターブ下げたボイシングです。

    drop 3だけでなく、drop2+4 がよくないボイシングになってしまいます。

     

    openボイシング.007

    drop 2 は問題ありませんが、drop 3と drop2+4 がよくないボイシングになってしまいます。

    • drop 3 → 上記のルートとダイレクトの短9度で不協になります。
    • drop 2+4 → 使っている音は問題ありませんが、ロー・インターバル・リミット(英:Low Intervel Limit)になります。(drop 3も ロー・インターバル・リミットでもあります。)
    補足:ロー・インターバル・リミットって!?

    簡単に言うと、

    ボイシング自体や使っている音は大丈夫でも、ある一定の音域(低い)ところで作らない方がよい音程がある、ということです。

    ロー・インターバル・リミットを超えた音程を含むボイシングは、管楽器や弦楽器など鳴らすと濁ったような響きで綺麗に聞こえません。

    openボイシング.008

    ロー・インターバル・リミットについては、こちらをご覧ください↓↓↓

    まとめ

    4 way close ボイシングからオープン・ボイシングにする方法は、

    • drop 2(ドロップ・ツー)
    • drop 3(ドロップ・スリー)
    • drop 2+4(ドロップ・ツー・アンド・フォー)

    と、各音を1オクターブ下げるだけです!

    どんな時に使うのかは、楽器の音域であったり、ボイシングのトップ・ノートの音域でオープン・ボイシングにしなければならないときもあるでしょう。

    また、トップ・ノートの音域が低いときはクローズ・ボイシングの方が良い場合が多いので、どちらが良いとかとくにありません。

    次回は、ロー・インターバル・リミットについてをアップします!!

    最後まで読んでくださりありがとうございました✨

    スポンサーリンク
    おすすめの記事