こんにちは☀️ 枡田咲子です🌸
コード(英:chord)とは何???
日本語では和音のことで、和音とは2つ以上の異なる音が同時に鳴り響くことをいいます。
つまり同時に2音が鳴り響くものは2和音、3音が鳴り響くものは3和音、4音が鳴り響くものは4和音と言います。
またコード(和音)には、ある規則のもとに名前(コードネーム)がつけられています。
基本のコードとして紹介されるものは、この3和音(トライアド)と4和音(7th コード)の2種類です。
そしてコード(和音)には、ある規則のもとに名前(コードネーム)がつけられています。
コードネームは、ポピュラーやジャズ・ミュージックなど最近の音楽でコードが用いられるようになりアメリカで発案されたもので、世界共通の用語として使われています。
ここでは、コードの仕組みと各名称などを説明していきます。
各コードの作り方は、順次ご紹介していきますので、しばらくお待ちください。
もくじ
コードを作るときの各名称
基本のコードは、ある音から3度ずつ積み上げてできます。
そのときの各音の名称です。
音の位置 | 名称 | 説明(*補足) |
ルート(英:root) |
コードの内の一番低い音で、コードネームにも使われます。 | |
サード/3rd |
ルートから長または短3度上の音です。
*長3度をメジャー3rd、短3度をマイナー3rdといいます。 |
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フィフス/5th |
ルートから完全、減または増5度上の音です。
*完全5度を5th、減5度をdim5thや♭5、増5度をaug5thや#5といいいます。 |
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セブンス/7th (英:seventh) 7度 |
ルートから長、短または減7度上の音です。
*長7度をmajor7th、短7度を7th(マイナーは省きます)、減7度をdim7thといいます。 |
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ナインス/9th |
ルートから9度上の音です。
*長9度(1オクターブと長2度)上がナチュラル9thです。 |
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イレブンス/11th |
ルートから11度上の音です。
*完全11度(1オクターブと完全4度)上がナチュラル11thです。 |
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サーティーンス/13th |
ルートから 13度の音です。
*長13度(1オクターブと長6度)上がナチュラル13thです。 |
コード・トーンとテンション・ノート
コード・トーン(英:chord tone)
コード・トーンとは、トライアドまたは7thコードを構成する音のことです。
つまり、トライアド(3和音)の場合は、ルート、3rd、5thのことで、
7thコード(4和音)の場合は、ルート、3rd、5th、7thのことをいいます。
テンション・ノート(英:tension note)
テンション・ノートとは、”緊張感のある”と言う意味があり9th、11th、13thのことをいいます。
アボイド・ノート(英:avoid note)
アボイド・ノートは、”避けるべき音”と表現されます。
一体、避けるべき音とは!?
まず、コード・トーンはコードを構成する音なので、コード・トーン内に避けるべき音はありません。
テンション・ノートを使う場合、コード・トーンと不協音になるテンション・ノートをアボイド・ノートといいます。(省略して”アボイド”と言うことが多いです。)
不協音になる音程は短2度です。
テンション・ノートで考える場合は、短9度(1オクターブと短2度)で考えることが多く、フラット・ナインス(♭9th)のインターバルと言ったりもします。
まとめ
以上がコードを作る時にでてくる基本的な用語です。
そのほかにも、セカンド/2nd(2度)、フォース/4th(4度)、シックス/6th(6度)があります。しかし3度ずつ見上げる基本のコードと作り方が異なるため、詳しくはコードの作り方で説明していきたいと思います。
次回はトライアドの作り方を説明します。基本のトライアドが理解できると、7thコードを作るのがとても簡単になりますよ!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます✨