オンコードと分数コードの違いって?

こんにちは🍓枡田咲子です😃

気になるオンコード!

分数コードってのも聞いたことあるけど、その違いってなんでしょうか???

今回は基本編ということで、オンコードについてみていきしょう。

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オンコードについて

オンコードとは?分数コードって?

と、色々な名前がでてきますよね。。。

まず、オンコードは『コードがベース音の上にのってる』ということです。

では分数コードは?

これは『分数のように表記されているコードネーム』ということなんですが、

その違いってないのでは?

このオンコード(もしくは分数コード)と言われているものは、実はコンパウンド・コード(英:compound chords)といいます。コンパウンドには「複数の部分から構成される」などの意味があります。

そしてコンパンウド・コードには以下の3つの種類があります。

  • 転回系(インバージョン)
  • ハイブリッド・コード(ハイブリッド・ストラクチャー)
  • ポリコード

それではそれぞれについてみていきましょう。

コンパウンド・コード

転回系

転回系は英語でインバージョン(inversions)と言います。

これはコードを転回させたものです。

転回系はコード表記するとベース音の上にコードがのりますが、コード内の音がベース音になっているだけです。

コード表記するときはスラッシュで表記します。

オン・コードについて.001

C on E =『E(ベース音)の上にC(コード)がのっている』という意味ですね。

① この和音は C, E, G で構成されているのでコードネームはCで、ベース音(最低音)がEなのでC/Eになります。

② これはわかりやすいですね。ベース音(E)の上にコード(C)がのってC/Eです。

 

転回系は以下のように表記することもあります。

オン・コードについて.002

書き方は2通りありますが、慣れてくるとスラッシュの楽譜がスッキリ見えて読みやすいです。

ハイブリッド・コード(ハイブリッド・ストラクチャー)

ハイブリッド・ストラクチャー(英:hybrids structures)、略してハイブリッドともいいます。

ハイブリッドは「混成の」などの意味で、ストラクチャーは「構造」などの意味があります。

ハイブリッド・コードをコード表記するときもベース音の上にコードをのせますが、転回系とは違いコード内の音がベース音ではありません。

コード表記するときはスラッシュで表記します。(表記方法はスラッシュのみです。)

オン・コードについて.003

① ベース音(E)の上にコード(D)がのってD/Eです。

② ベース音(C)の上にコード(Gm)がのってGm/Cです。

*①も②もコードの構成音にベース音が含まれていません。(例:D/Eの場合、コードDの構成音(D, F#, A)にベース音Eは含まれない。)

このようにトライアド(3和音)がのったハイブリッド・コードのことをアッパー・ストラクチャー・トライアド(英:upper structure triads)と言ったりもします。

セブンス・コードのハイブリッド

3和音と同様で、コードの構成音にベース音は含まれません。

オン・コードについて.004

① コードBm7の構成音(B, D, F#, A)にベース音Eは含まれていないのでハイブリッド。

② コードB♭maj7の構成音(B♭, D, F, A)にベース音Cは含まれていないのでハイブリッド。

ポリコード

ポリコード(英:polychords)とは、コードの上にコードがのったコードです。

ポリ(poly)には「多数」などの意味があります。

つまり、転回系やハイブリッド・コードのようにベース音の上にコードがのっているのではなく、コードの上にコードがのっているというこです。

コード表記するときはハイブリッド・コードと見分けられうようにスラッシュではなく分数で表記します。

オン・コードについて.006

① コード(C)の上にコード(D)がのったポリコードです。

② コード(C7)の上にコード(E♭m7)がのったポリコードです。

読み方は日本だとC分のDとか言っても良いかもしれません。

ポリコードは複雑で、理論上でも難易度が高いコードです。

①はCmaj7(#11)、②はC7alt と表記することもできます。通常コードネームはをわかりやすい方が良いので、『絶対にこの音だけ使う』みたいなシーンでなければ使うことはないかもしれません。

私はあまりポリコードは使いません。理由は読みにくいから😅でもコンテンポラリーの曲では稀に使うことも。。。

まとめ

オンコードや分数コードはコンパウンド・コードのことです。

コンパウンド・コードには、

  • 転回系(コードを転回させたコード。コード内の音がベース音。)
  • ハイブリッド(ベース音の上にコードがのる。コード内にベース音がない。)
  • ポリコード(コードの上にコードがのる。)

の3種類があります。

ここでは違いをわかりやすくするため、転回系とハイブリッドはスラッシュで表記し、ポリコードは分数のように表記していきます。

そしてオンコードと分数コードの違いについてですが、大まかに考えて『違いなし』でよいのではないかと思っています。

というのも、コード表記の方法はその時その時で異なったりするからです。

日本の感覚たどコードをスラッシュではなく分数表記した方が理解しやすいため、初心者向けなどの楽譜では転回系などでも分数表記されてることがあります。

このような楽譜を見た方はこれを分数コードって言うかもしれません。でも理論に詳しい方ならポリコードを分数コードと言ってるかもしれません。

ということで、

説明するときは、転回系、ハイブリッドやアッパー・ストラクチャー・トライアド、ポリコードとわけて言うと明確になります。

でもオンコードは「何か(ベース音やコード)の上にコードがのってる」という便利なワードなので、私も普通に使っちゃってます。

最後まで読んでくださりありがとうございました✨

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