こんにちは🌸枡田咲子です😃
コードは和音のこと、スケールは音階のこと、ではコード・スケールってなんだろう!?
コード・スケールとは、あるコード進行で(キー(調)があって)、そのコードの時に使うスケールのことです。
と言ってもわかりにくいので、サンプルのコード進行で説明していきます!
コード・スケールを理解するためには、ダイアトニック・コードやディグリー・ネームを使ったコードのアナライズ(分析)がとても重要です。
上級者向けの理論となっております。
コード・スケールとは
Cmaj7 のコードのときに使えるスケールはなんでしょうか?
答えは、わかりません。というか、選択肢が1つではないということです。
これが、コード・スケールです。
それでは、例をみていきましょう!
キー(調)がCメジャーのときの Cmaj7 (Imaj7) で使うコード・スケールは、Cメジャー・スケールまたはCアイオニアン・スケールです。
コード・スケールではモードのスケール名で表すことが多いです。
基本はダイアトニック音を中心に考えて、そのコード・スケールを決定します。
それでは、2小節目のFmaj7(IVmaj7)で使うコード・スケールを考えてみましょう。
基本はダイアトニック音を中心に考えるので、ダイアトニック音で構成された Fリディアン・スケールがこのFmaj7(IVmaj7)のコード・スケールとなります。
コード・スケールでは、コードのルート(根音)とスケールのトニック(主音)は同じ音で表します。
なので、Fmaj7(IVmaj7)で使うコード・スケールは Cメジャー・スケールといった表現はしません。
という質問はよく受けますが、、、これはあくまでも聴こえ方の問題で、いかにそのキー(調)らしく、自然に聴こえるかが重要です。
Fメジャー(アイオニアン)・スケールだと、ダイアトニックではない音がスケール内にでてきます。
つまりCメジャーではなくFメジャーらしい音が入るため、Fメジャー・キーのように聴こえるでしょう。
コード・スケールについて
Fメジャー・キーのときのコード・スケールをみていきましょう。
キー(調)がFメジャーになると Fmaj7 (Imaj7)のコード で使うコード・スケールは、Fメジャー・スケールまたはFアイオニアン・スケールになります。
ダイアトニック音を中心に考えていくので当然の結果ですね!
(1)Cメジャー・キー:Dm7(IIm7)
ダイアトニック音で構成された Dドリアン・スケールがこのDm7(IIm7)のコード・スケールとなります。
(2)Fメジャー・キー:Dm7(VIm7)
ダイアトニック音で構成された Dエオリアン(ナチュラル・マイナー)・スケールがこのDm7(VIm7)のコード・スケールとなります。
まとめ
コード・スケールは、
- キー(調)があるコード進行上にあるコードのときに使うスケールのことです。
- 基本はダイアトニック音を中心に考えてコード・スケールを決定することができます。
- ダイアトニック・コードでは、ダイアトニック音のみでできたスケールになります。(例外を除く)
- コード・スケールではモードのスケール名で表すことが多いです。
- コードのルート(根音)とコード・スケールのトニック(主音)は同じ音で表します。
以上、コード・スケールについてざっとまとめてみました。
で、、、
使えるスケールって一体!?
コード・スケールってどこで使うのか!?
これは、アレンジ、作曲や即興演奏ではかなり役立つと思いますが、込み入った話になるので回を追ってアップしていければと思ってます!
さいごまで読んでくださりありがとうございました✨