こんにちは🐭 枡田咲子です😃
早いもので、今年も残りわずかとなってきました。
今回も引き続きモードのスケール、ミクソリディアンの作りかたをみていきましょう。
ミクソリディアン（Mixolydian）は第３音が M3rd（主音から長3度上の音）なので、メジャー系のスケールに分類されます。
ミクソリディアンの特徴音は♭7で、メジャー・スケールの７番目が半音下がったスケールです。
メジャー・スケールのさいごの音が変化したスケールです。
メジャー・スケールに近いので、覚えやすいスケールだと思います。
それでは、ミクソリディアン・スケールのかんたんな作り方と、一覧をご紹介していきます。
もくじ
作り方
スケールは本来、音の並び（半音と全音の並び）方で、スケール名が決まります。
スケールの考え方は、全音と半音で音をどう並べるかで、スケールを作っていきます。
しかし、たくさんのスケールを全音と半音の並びで覚えるのは大変なので、よく知られているメジャー・スケールと比較することで、ミクソリディアン・スケールを作ることができます。
音の並びで作る
ミクソリディアン・スケールの音の並びは、
全音→全音→半音→全音→全音→半音→全音 です。
メジャー・スケールから考える
メジャー・スケールの第７音を半音下げると、リディアン・スケールになります。
もう１つの考え方で、メジャー・スケールの第5音から始めるとリディアン・スケールができます。この考え方は、トニックが変わるので注意してください。
（例1：Cメジャー・スケールの場合、第５音（G音）から始める→ G, A, B, C, D, E, F = Gミクソリディアン・スケール）
（例2：Gメジャー・スケールの場合、第５音（D音）から始める→D, E, F#, G, A, B, C = Dミクソリディアン・スケール）
（例1：Cメジャー・スケールの場合、第５音（G音）から始める→ G, A, B, C, D, E, F = Gミクソリディアン・スケール）
（例2：Gメジャー・スケールの場合、第５音（D音）から始める→D, E, F#, G, A, B, C = Dミクソリディアン・スケール）
一覧
ミクソリディアン・スケールを全12キーでまとめてみました。
Cミクソリディアン・スケール
D♭ミクソリディアン・スケール
Dミクソリディアン・スケール
E♭ミクソリディアン・スケール
Eミクソリディアン・スケール
Fミクソリディアン・スケール
F#ミクソリディアン・スケール
Gミクソリディアン・スケール
A♭ミクソリディアン・スケール
Aミクソリディアン・スケール
B♭ミクソリディアン・スケール
Bミクソリディアン・スケール
その他のリディアン・スケール
一覧にない、C＃ミクソリディアン、G♭ミクソリディアンとG#ミクソリディアンについては、
- C＃ミクソリディアン、D♭ミクソリディアン
- G♭ミクソリディアン、F#ミクソリディアン
- G#ミクソリディアンは、A♭ミクソリディアン
を参考にしてください。
D#ミクソリディアンなどは、スケールにダブル・シャープが出てくるため使いません。
まとめ
ミクソリディアン・スケールは
- メジャー系のスケール
- 音の並びは、全音→全音→半音→全音→全音→半音→全音
- メジャー・スケールの第７音を半音下げても作れる
- メジャー・スケールの第５音から始める（トニックに注意！）
以上で、つくることができます。
メジャー・スケールの最後の音だけが違うので、一番覚えやすいスケールのだと思います！
さいごまで読んでくださりありがとうございました✨
