音感があれば歌は上手い?

こんにちは、枡田咲子です。
音感があれば歌は上手いのか?
例えば『絶対音感がある』というと、それなら『歌も上手い!』と思われがちですが、実際はどうなのでしょうか?
今回は、
- 音感があれば歌は上手いのか?
- 歌が上手くなるには
以上の2つについて、考えてみようと思います。
もちろん個人差や様々なケースがあると思います。私がこれまでの経験や教育現場で感じてきたことを中心に書いてみようと思います。
音感があれば歌は上手いのか?
『音感がよい』と『歌が上手い』は同じように思えますが、実は少し意味合いが異なります。
【音感がよい】
音を聴いたときに、
- 絶対音感の場合:そのピッチ(実音)がわかる
- 相対音感の場合:音と音の距離(音程)が感覚的にわかる
という、正確に聴き取る能力のことです。
【歌が上手い】
実際に声を出したときに、
- 出したい音(ピッチ)が出せる
- ビブラートやファルセット(裏声)などの歌唱技術がある
ということです。
つまり、音感が良い(聴き取る能力が高い)からといって、歌が上手い(思い通りに発声できる)とは限らないのです。
それでは逆に、『音感はあまりよくない』という場合でも『歌は上手い』というケースはあるのでしょうか?
実はこれ、十分にあり得ることです。
『楽譜は読めないし音感がない』と思っていても、歌う時には感覚的に音程が取れているというケースです。
これは、歌うテクニックや感覚的に音程が取れているものと考えられます。
このように紐解いていくと、
- 歌が上手い人:すでにある程度の音感(感覚的な相対音感)を持っている可能性が高く、音楽理論や音感のトレーニング次第で音感があることを実感できるようになってきます。
- 音感がある人:ボイス・トレーニングなどで「狙った音通りに声を出す技術」さえ身につければ、歌は上手くなります。
歌が上手くなるには
歌を上手くするためには、やはりボイストレーニング(発声練習)です。
- 正しい発声や息のコントロール
- 音域(出せる声の範囲)を広げる
- ピッチを安定
など、歌うための基礎を固めることがまず重要です。
次に表現力を磨くことです。
ビブラートやファルセット(裏声)など、様々な歌唱テクニックを習得することで表現力が高まります。
それでは、歌が上手くなるために『音感のトレーニング』は行うべきでしょうか?
音感トレーニングの一つに『視唱(楽譜を見て正しい音程で歌うトレーニング)』があります。
これはあくまで、『狙った音程を正確に取るためのトレーニング』であり、『狙った音通りに声を出すトレーニング』ではありません。
つまり視唱は、歌が上手くなるためのトレーニングではないということです。
『音感のトレーニング』は、プロ志向、趣味で歌うなどの目的によって取り入れるとよいでしょう。
【Tip】
もし歌っているときに『あまりにも音程がズレてしまう(いわゆる音痴になってしまう)』という場合は、音感が原因の可能性があります。
その場合は、ボイトレと並行して、視唱などの簡単な音感トレーニングを取り入れていくのがおすすめです。
まとめ
『音感がよい』ことと『歌が上手い』ことは全くの別ものです。
- 音感がよい:音を正確に聴き取ったり、音と音の間隔(音程)がわかる能力
- 歌が上手い:狙った音通りに声をコントロールして、表現豊かに歌う技術
音感が良い人は、ボイストレーニングで『声を出すテクニック』を磨けば、歌は上手くなります。
歌が上手い人は、自覚はなくても『すでにある程度の音感』を持っていると考えられます。
ちなみに私の場合、絶対音感があるとわかると『じゃあ歌も上手いよね~』と思われることがあります。しかし、残念ながらそんなことはありません。
学生時代に、ボイストレーニングや歌のレッスンを受けていた時期は、練習した分だけ上手くなったと思いますが、現在は全く練習はしていないので、『何か歌って!』と言われても、うまくは歌える自信はありません。でも、音を外してたらわかるとは思いますが、、、
結局何事も、上手くなるためには日々の練習が大切ということですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

