7thコード/アイキャッチ.010

こんにちは☀️  枡田咲子です🌸

今日は、セブンス・コードの転回系にについて説明します!

記事【4和音 No.1~9】で説明してきたコードは基本形です。

この基本形のコード・ト-ン(コードを構成する音)をどのように並べるかで転回形ができます。

ただし転回形として使われるコードは、基本セブンス・コードである maj7、7、m7 の3種類です。

その他のセブンス・コードも転回はできますが、特徴的なコードを転回しコードネームをわざわざ書き変える必要性がないので、ここでは maj7、7、m7 の転回形についてご説明します。

コードネームの書き方は少し変わりますが、トライアド(3和音)同様です!

簡単なボイシング(コード・トーンの並び替え)もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください!

トライアドの転回については以下の記事を参考にしてください。

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転回の方法

転回させるセブンス・コードを決めて転回していきます。

セブンス・コードは4音で構成されているので、第1〜3転回形まであります。

第1転回形

基本形の第3音を最低音にしたものです。

転回系4和音.001

★ Cmaj7 第3転回系 (Cmaj7/E)は不協和音です。
音を積み重ねたトップ2音が短2度(m2/半音)の音程を作ると不協和音です。
不協和音の例
転回系4和音.006
ちなみに、トップ2音が長2度(M2/全音)の音程や、内声での短2度(m2/半音)の音程は不協和音ではありません。
不協和音ではない例
転回系4和音.007

第2転回形

基本形の第5音を最低音にしたものです。

 

転回系4和音.002

第3転回形

基本形の第7音を最低音にしたものです。

転回系4和音.003

コード・ネームの書き方

コード・ネームは、左側に基本形のコード・ネーム、スラッシュを書いて、右側に最低音名を表記します。

読み方は、コード・ネーム オン 最低音名 になります。

 

基本形がメジャー・セブンス・コード

下記の例の読み方は

  • Cmaj7/E は、シー・メジャーセブン・ オン・イー(Cmaj7 on E )
  • Cmaj7/G は、シー・メジャーセブン・ オン・ジー(Cmaj7 on G )
  • Cmaj7/B は、シー・メジャーセブン・ オン・ビー(Cmaj7 on B )と読みます。

転回系4和音.004

 

基本形がドミナント・セブンス・コード

下記の例の読み方は、

  • C7/E は、シー・セブン・ オン・イー(C7 on E )
  • C7/G は、シー・セブン・ オン・ジー(C7 on G )
  • C7/B♭ は、シー・セブン・ オン・ビーフラット(C7 on B♭ )です。

転回系4和音.005

基本形がマイナー・セブンス・コード

上記の例の読み方は、

  • Cm7/E ♭は、シー・マイナーセブン・ オン・イーフラット(Cm7 on E♭ )
  • Cm7/G は、シー・マイナーセブン・ オン・ジー(Cm7 on G )
  • Cm7/B♭ は、シー・マイナーセブン・ オン・ビーフラット(Cm7 on B♭ )です。

その他の転回系

基本形の響きを重視したいコードは、 m(maj7)、m7(♭5)、dim7、6、maj7(#5)や 7(#5)、7sus4 です。

基本のコードで特徴のある響きをもっています。

転回することは可能ですが、実際に使う必要性はありません。

ディミニッシュ・セブンス

ディミニッシュ・セブンス・コードは転回してもディミニッシュ・セブンス・コードになります。

下記の例をみてください。

転回系4和音.008

Cdim7 の第3転回系のように、コードネーム内にダブルフラット(またはダブルシャープ)は使いません。

異名同音を使うことで、ほかのディミニッシュ・セブンス・コードで書くことができるので、見やすく理解しやすい楽譜をつくりましょう。

 

dim7コードについては、以下の記事をご参考にしてください。

シックス・コード

メジャー・シックスとマイナー・セブンス

メジャー・シックス・コードを転回していくと、マイナー・セブンス・コードになります。

基本のセブンス・コードであるマイナー・セブンス・コードの転回形を優先的にに使うことが多いです。

転回系4和音.009

  1. C6 は Am7/C と同じです。どちらを使うかはコード進行などの状況によって異なる場合があります。見た目がシンプルな”C6 を使いましょう”と一概に言えない のが悩ましいところです。
  2. C6/E は、Am7/E で解釈されることが多いです。
  3. C6/G は、Am7/G で解釈されることが多いです。
  4. C6/A は、Am7 と表記したほうよいです。

シックス・コードの特徴は第6音の6thです!つまり、ルート(最低音)と第6音(M6)の音程が重要なのです。本来の第6音が転回されると響きが変わってしまうので、シックス・コードは基本形で使うことがオススメです。
6thコードについては、以下の記事をご参考ください。

マイナー・シックスとマイナー・セブンス♭5

マイナー・シックス・コードを転回していくと、マイナー・セブンス♭5コードになります。

どちらも特徴的なコードですが、第7音をもつマイナー・セブンス♭5 の転回系を優先的に使う場合が多いです。

だたし、コード進行などによってマイナー・シックスの転回系を使う場合もあります。

転回系4和音.010

  1. Cm6 がシンプルでよみやすいです。 Am7(♭5)/C は、コード進行の状況によって使うこともあります。
  2. Cm6/E♭は、Am7(♭5)/E♭ で解釈されることが多いです。
  3. Cm6/G は、Am7(♭5)/G で解釈されることが多いです。
  4. Cm6/A は、Am7(♭5) と表記したほうよいです。

コードは慣れていくと、どちらを使うとみやすいかが判別できるようになってきます。それでも、どちらにするか迷うときもあるります。。。まずは転回する方法とコードネームの書き方や読み方がわかれば十分です!

まとめ

セブンス・コードともなると、4音を使って転回系させていくので第1転回形からは、第3転回形までできます。

またトライアドよりコードの種類も増えるので、たくさんの転回形を作ることができます。

まずは基本となるコード(基本形)を決め、そのコード・トーン(コードを構成する音)のどの音を最低音にするかで転回形ができます。

ポピュラーやジャズではコードネームを使うので、演奏の現場などでは”第1転回形”などという呼び方はあまりしません。

転回するコードは、基本のセブンス・コード🍡maj7、7、m7の3種類をひとまず覚えておいてください。

さいごまで読んでくださり、ありがとうございました✨

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