こんにちは🌻枡田咲子です😃
今日は色々なボイシングを作るときに出てくる用語について。
メロディック・テンションとは?
ハーモニック・テンションとは?
そして、これをボイシングに使うときのヒントをお伝えしていきます!
もくじ
メロディック・テンションとハーモニック・テンション
ここでいうテンションとは、9th,♭9th, #9th, 11th, #11th, 13th, ♭13thのことです。
テンションについてはこちらをご参考ください。
メロディック・テンション
ボイシングのトップ・ノート(一番高い音)がテンション・ノートのとき、このトップ・ノートのことをメロディック・テンションといいます。
ハーモニック・テンション
ボイシングするとき、内声にあるテンション・ノートのことをハーモニック・テンションといいます。
アレンジする時の使い方
メロディック・テンションを使う時
メロディック・テンションとは、一番高い音がテンションのことです。
つまり、目立つ音(聞き映えのする音)がテンションということになります。
どのテンション・ノートを使っても、綺麗にボイシングすることが可能です。
ジャズ・フィールを出したいときは、メロディック・テンションになるようにコードを変えてアレンジすることもできます。
ハーモニック・テンションを使う時
メロディーや、ボイシングのトップ・ノートはコード・トーンである場合、ハーモニー(内声)にテンションを入れるとメロディック・テンションよりは少し抑えられたテンション・コードに聞こえます。
テンション・ノートはボイシングの高いところで響かせること効果があり、メロディーがコード・トーンであることからテンション・ノートの選び方や配置次第で本来のコードとは違うコードに聞こえてしまう場合もあるので少し注意が必要です。
ナチュラル・テンション(9th, 11th, 13th)はハーモニック・テンションで使いやすい音です。
トップ・ノートがテンション・ノート
『メロディック・テンションであり、ハーモニック・テンションである』というケースです。
トップ・ノートがテンションで、さらにハーモニー(内声)にもテンションを入れます。
テンションの響きを十分に出せるボイシングになります。
まとめ
メロディック・テンションとは、トップ・ノート(メロディー)がテンションのことです。
ハーモニック・テンションとは、ハーモニー(内声)にテンションを入れることです。
テンションは高いところで鳴ると綺麗です。
なので、メロディーがテンション(メロディック・テンション)のとき、
自動的にトップ・ノートがテンションになるため、テンションの響きとしては効果が高いです。
ハーモニー(内声)にテンションを入れる場合は、トップ・ノートがコード・トーンの場合、使いにくいテンションがでてきたりします。
テンションの組み合わせ方もあったりするので、何でも使えるわけではなくなってきます。
色々なボイシングを試して、自分の耳で聞いて確認してみてください!
次回は、テンションの組み合わせ方について
最後まで読んでくださりありがとうございました✨