こんにちは🥭枡田咲子です😃
コンディショナル・アボイド・ノートって何!?
それはアボイド・ノートなのか?そうではないのか?
アボイド・ノートと何が違うのか?など、みていきましょう!
アボイド・ノートについては、こちらからご確認ください!
コンディショナル・アボイド・ノート
コンディショナル・アボイド・ノート(英:conditional avoid note)とは、条件付きのアボイド・ノートです。
それでは、その条件とは?
アボイド・ノートは、不協和音を作らないために避けるべき音ということです。
しかしコードによって、コード・トーンと短2度/短9度の音程で不協和音をってしまうテンション・ノートがあるけど、どうしてもそのテンションを使いたい!という場合、、、
そのテンションを使う変わりにコード・トーンをアボイド・ノートに、でもコード・トーンを使う場合はそのテンションをアボイド・ノートにする、どっちかをアボイド・ノートとする音をのことをコンディショナル・アボイド・ノートと言います。
これは、ドミナント7thコードで♭13thのテンションを使いたい!というとき起こります。
それでは例をみていきましょう!
【例:C7(♭13)】
C7(♭13)で使うコード・スケールは、Cミクソリディアン♭13スケールです。
C7のコード・トーンとテンション♭13thが含まれたスケールです。
次に、アボイド・ノートを考えていきます。
3rd と短9度の音程になる11th はアボイド・ノートなります。
5th と短9度の音程になる♭13th はアボイド・ノート???
♭13th をアボイド・ノートにすると、♭13thは永遠に使えないテンションになってしまいます・・・
そこで、
『♭13th を使うときは 5th がアボイド・ノートに、5th を使うときは♭13th がアボイド・ノートにする』
これがコンディショナル・アボイド・ノートです!!
アボイド・ノートは使えない音ではない
アボイド・ノートはボイシングを作るときに『避けるべき音』であって、『使えない音』『使わない音』ではありません。
これはコンディショナル・アボイド・ノートも同じです。
コード・スケールではよくアボイド・ノートやコンディショナル・アボイド・ノートに印をつけますが、スケール上ではどの音も使うことができます。
【例1:不協和音】
アボイド・ノートまたはコンディショナル・アボイド・ノートは、ボイシングで使うと不協和音になってしまいます。
【例2:経過音として使う】
メロディーやフレーズなどでは、アボイド・ノートやコンディショナル・アボイド・ノートと言われる音も経過音として使えます
まとめ
コンディショナル・アボイド・ノートとは、ドミナント7thで♭13thのテンションを使うときに出てくる条件付きのアボイド・ノートのことです。
- 5thを入れたら♭13thは避けるべき音
- ♭13thを入れたら5thは避けるべき音
と、なります。5thと♭13thを同時にボイシングするとき不協和音になるためです。
これは 5thとテンション♭13thを持つどのスケールでも同じくコンディショナル・アボイド・ノートになります。(ミクソリディアン♭9#9♭13th・スケールなど)
アボイド・ノート、コンディショナル・アボイド・ノートといっても、全く使えない音というわけではありません。
経過音としてメロディーやフレーズには使えるますので、いろいろ研究してみてください!
さいごまで読んでくださりありがとうございました✨