こんにちは☀️ 枡田咲子です🌷
音部記号、譜表なんて言葉聞いたことありますか?
説明する時などでもあまり使わない用語なので聞きなれないと思います。
でも楽譜の基本となるのが音部記号であったり譜表なので、ぜひこの機会に確認してみてください😃
もくじ
音部記号について
種類
楽譜上で音部記号がないと、音の高さや音名はわかりません。
音部記号は、音名や音の高さを決める重要な記号です。
記号は3種類あります。
名前 | 役割 | |
ト音記号 (日本語) G Clef (英語) |
ト音(G)を決める記号 | |
ヘ音記号 (日本語) F Clef (英語) |
ヘ音(F)を決める記号 | |
ハ音記号 (日本語) C Clef (英語) |
ハ音(C)を決める記号 |
どのように音を決めるのか
ト音記号
ト音記号のぐるっとなっている円の中心部をト音(G)と決める記号です。
*ト音(G)とはドレミでいうとソの音です。
このト音(G)の音の高さは、ピアノの真ん中にあるド(ミドルC)より高い音になります。
ヘ音記号
ヘ音記号の黒い大きな円の位置をヘ音(F)と決める記号です。
*ヘ音(F)はファのことです。
このヘ音(F)の音の高さは、ピアノの真ん中にあるド(ミドルC)より低い音になります。
ハ音記号
ハ音記号の真ん中をハ音(C)と決定する記号です。
*ハ音(C)はドのことです。
このハ音(C)の音の高さは、ピアノの真ん中にあるド(ミドルC)の音になります。
ハ音記号は5線上のどこに位置するかで、音の書き表し方が変わるので注意してください。
ちなみに、このハ音(C)の音の高さも、ミドルCです。
ハ音記号の位置は違っても、決めたハ音(C)の高さはどれもミドルCになります。
この音部記号知っていますか?
ドラムやパーカッションの楽譜を書く時に使う音部記号があります。
ニュートラル記号(英語:Neutral Clef) やパーカッション記号(英語:Percussion Clef)とも言うようです。
5線上に書かれたものです。
または |
これは5線上に書かれたものです
ドレミのような音の高さを決めるのではなく、音色の種類(どの打楽器か)を書き表します。
譜表とは?聞きなれぬ名が、、、
譜表は、5線上に音部記号が書かれたことを意味します。
簡単に言うと楽譜のことです。
実際は『〇〇譜表が、、、』などと、説明したりすることもないので、どの音部記号がどの音の高さを表しているかを知っていれば問題ありません。
よく使う譜表
譜表の種類はたくさんあります。
まずは、よく使うものや目にするかもしれないものをご紹介します。
ちなみに書いてある音符は全て同じ高さのド(C)です。ミドルC とも言い、ピアノでいうと真ん中にあるドのことです。
名前 | 補足 | |
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もっともよく使われます | |
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低い音を持った楽器の楽譜で使われます | |
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ピアノやハープなど音域の広い楽器で使われます | |
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ビオラの楽譜で使います |
注意:滅多にハ音記号を用いた譜表は使いませんが、ビオラの楽譜を作る時は必ずアルト譜表にしてください。
そのほかの譜表
あまり使うことはないと思いますが、知っておくことは大切ですね!
ここでも記載されてる音符は全て同じ高さのド(C)です。
名前 | 補足 | |
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5線の一番下の線上にある音がミドルCになります | |
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5線の下から2番目の線上にある音がミドルCになります | |
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5線の上から2番目の線上にある音がミドルCになります | |
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5線の1番上の線上にある音がミドルCになります | |
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5線の真ん中の線上にあるある音がヘ音(F)になるため、1番上の線上にある音がミドルCになります |
これらの譜表はあまりお目にかかることはありません。
でももし、このような譜表の楽譜に出会ったときは、 \( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーッ!と思ってください。
まとめ
音部記号は3種類あります。
- ト音記号
- ヘ音記号
- ハ音記号
基本はト音記号を使った高音部譜表(バイオリン譜表)が読めると、音楽理論の解説などが理解しやすくなります。
譜表といった言葉自体はあまり使いません。ちなみに英語ではスタッフ(staff)と言います。
ピアノ譜を読みたいとなると、ヘ音記号も必要になってきます。ト音記号とへ音記号を使った楽譜が読めれば基本問題はありません。
弦楽四重奏やオーケストラの楽譜を読みたい、または作りたいとかであれば、ハ音記号も理解しておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます😃
次回は音名についてご紹介します!