こんにちは🎃枡田咲子です😃
前回の続きのブルースのメロディック・フォームaab についてみていきましょう。
今回は、作曲するときに考え方やすいように、 aab と aa’b とわけてみていきましょう!
メジャーのジャズ・ブルースの基本(コード進行)、メロディック・フォームの基本についてはこちらの記事をご参考ください。
メロディック・フォーム:aab
この例では、b のフレーズは Cマイナー・ブルース・スケールで、a の下行系のフレーズと対比させた上行系のフレーズで作ってみました。
メロディック・フォーム:aa'b
- a の前方のフレーズ(C7で作ったフレーズ)を完全4度上(F7のフレーズ)に移調し,
- a' の前方のフレーズにしてます。
- a' 後方のフレーズは a と同じにする。
という方法がよく使われます。
まとめ
今回は aab と aa'b タイプについてでした。
よくあるメロディック・フォームだと思います。
有名な曲では、チャーリー・パーカーの『Now's the Time』がこのaab といってよいと思います。(少しだけ変化してるので、この辺はどう解釈するかになります。)
ソニー・ロリンズの『Tenor Madness』もaab でよいかなと個人的には思いますが、こちらも解釈がわかれるかもですね😅
ジョン・コルトレーンの『Mr. P.C.』は a' はじめのフレーズが転調するスタイルでaa’b ですね。
私の解釈では、aab と aa’b はまとめて、『aab とと考えて良い』と思うのですが、作曲するときの考え方として aab と aa’b とわけてみました。
さいごに、ペンタトニック・スケールやブルース・スケールのみでフレーズを作ると、コードと合わない音が入っているようでもかっこよくブルース・サウンドになったりします!
音符の長さや配置を考えて、かっこいいブルージーなフレーズを考えてみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました✨