こんにちは🍀枡田咲子です😃
今回はメロディーのうしろで流れるバックグランドです。
まずは作りやすいボイシング、
- 4ウェイ・クローズド/オープン・ボイシング
で、コード1つにつき1つのボイシングを作っていきます。
4ウェイ・クローズド/オープン・ボイシングは、オーケストレーションがしやすく、安定したコードの響きを得ることができます。
それと合わせてボイシングのトップ・ノートをどの音を選べばよいか、メロディーと合わせて考えていきましょう。
作り方についていはこちらをご覧ください👇
これまで通り、『実際に演奏することが前提』で、個人的見解をお伝えしていきます!
メロディーについてはこちらの記事をご参考ください。
もくじ
メロディーと同じ音をトップ・ノートにしたボイシング
4way クローズド・ボイシング
ボイシングのトップ・ノートにはメロディーと同じ音を選びます。(メロディーが動いている場合は、コードが鳴るタイミングと同じ音を選びます。たいてい拍の頭の音になると思います。)
メロディーと同じ音をトップ・ノートにするとメロディーが明確に聞こえやすくなります。(とくに歌入の曲だとボーカリストは歌いやすいと思います。)
4way closed ボイシングはルートはベースで鳴っていることが前提です。ボイシングの最低音にルートではなくても問題ありません。
4way オープン・ボイシング
メロディーがある程度高い音域にあり、そのメロディーと同じ音でボイシングすると、全体の音が高音域に集中します。
音域を分散させたい、または使う楽器との音域が合わない場合はオープン・ボイシングを使うと綺麗なハーモニーが作れます。
メロディーと異なる音をトップ・ノートにしたボイシング
メロディーと違う音をトップ・ノートにする場合は、使えるテンションを含むコード内の音を選びます。
この例はメロディーと3度ではもる音をトップ・ノートにして4 way close ボイシングしました。
最後のA♭maj7のボイシングは、トップ2音が短2度の不協和音になるのでおすすめではありません。
ただしメロディーと同じタイミング(この場合は2小節目の4拍裏)で鳴らせば、メロディーと合わせたボイシングに聞こえるため問題なくなります。トップ2音がメロディーの C とボイシングのトップ・ノート A♭となり不協ではなくなります。(メロディーがボーカルの場合はそれでも避けた方がよいでしょう。)
こんな悩ましい場合は、メロディーと同じ音など違う音を選べば解決します!
例はクローズド・ボイシングでした。。。もちろんオープン・ボイシングにもできるので、いろいろ試してみてください!
まとめ
メロディーのうしろで鳴るバックグランドを4wayクローズ/オープン・ボイシングつくる方法でした。
ポイントはボイシングのトップ・ノートを
- メロディーと同じにする
- メロディーとは違う音にする
というところです。
メロディーと違う音を選ぶ時は、コード・トーンまたはテンションから選びます。
メロディーと不協にならない音を選びましょう。メロディーと綺麗にはもる音(3度下など)を選ぶこともできます。
次回は、メロディーのうしろで鳴るバックグランド其の2!5パート・スプレッド・ボイシングです!
最後まで読んでくださりありがとうございました✨