こんにちは☘️枡田咲子です🙃
あたりまえですが、5線がないと楽譜は作れません。
この5線にもそれぞれ名称があることはご存知ですか?
あまり使われない用語ではありますが、ご説明してみようと思います。
小節も楽譜にとって重要なものです。
小節を作る線にも名称があるのでみていきましょう!
5線の各名称について
5線の線(せん)と間(かん)
5線の線は、下から第1線、第2線、第3線、第4線、第5線とよびます。
そして、
- 第1線と第2線のあいだを第1間
- 第2線と第3線のあいだを第2間
- 第3線と第4線のあいだを第3間
- 第4線と第5線のあいだを第4間
といいます。
加線
5線内で書けない高い音や低い音は、加線を使って書き表します。
- 第5線の上に加える線を上第1線、上第2線、上第3線…
- 第5線と上第1線の間を上第1間
- 上第1線と第2線の間を上第2間
- 上第2線と第3線の間を上第3間 - 第1線の下に加える線を下第1線、下第2線、下第3線…
- 第1線と下第1線の間を下第1間
- 下第1線と下第2線の間を下第2間
- 下第2線と下第3線の間を下第3間
といいます。
上第1線の上は”かみ”、下第1線の下は”しも”と呼びます。最近では、”うえ””した”で読まれることも多いようです。
小節
5線に縦の線を入れると小節ができます。この縦の線のことを小節線(縦線)といいます。小節は線と線の間のことで、1小節、2小節、3小節 … と数えます。
その他の小節を作る線として、複縦線(ふくじゅうせん)や終止線があります。
- 複縦線 … 縦の2本線で書き表します。曲の変わりめや、区切りのよいところで使い楽譜を読みやすくします。
- 終止線 … 縦に細い線と太い線で書き表します。曲の終わりに使います。
終止線は楽譜の最後に書く記号で、楽譜の途中に表記されることはまずありません。
また楽譜上で最後の小節であっても、曲を繰り返す場合はリピート記号を使うこともあります。つまり、必ず最後に終止線が表記されるわけではありません。
複縦線は英語でダブル・バー(double bar)。複縦線ってなんだか言いにくいので、ダブル・バーを用語として使っています。ちなみに、小節線はバー・ライン(英語:bar line)、終止線はファイナル・バー・ライン(英語:final bar line)です。
まとめ
5線にもそれぞれ名称があるわけですが、正直あまり使わない用語です。
小節は、『何小節目がどうで、、、』などとよく使う用語になります。
楽譜を作るときには、『最後は終止線を書こう!』とか、ここは『ダブル・バーの方が読みやすいよ!』など、用語も使ったりします。
楽譜を書く際のご参考になればと思っております。
さいごまで読んでくださりありがとうございました✨