読譜に必須!連符について【絶対わかる!】

こんにちは🌷枡田咲子です😃

音符にカギカッコが!?そしえてカッコの中には数字が書いてある。

そんな音符見たことありませんか?

単純音符/休符、付点音符/休符や複付点音符/休符だけで、音符/休符の長さを表せないことがあります。

たとえば4分音符(1拍)の1/3(拍)の長さを書くときなど。

連符は、ある音符を等分に分けるときに使います。

基本の音符や休符については以下の記事をご参考にしてみてください。

連符の仕組み

単純音符とは、分割できる音符のことをいいます。

単純音符は、2、4、8、16…で分割できます。

連符1-1

 

付点音符は3、6、12…で分割できます。

連符1-2

 

それ以外に単純音符を3、5、6、7、9…に分割、または付点音符を2、4、5、7…に分割する場合があります。

通分の分割以外に、等分に分割された音符を連符といいます。

連符は、かっこに分割した数字を入れて表記します。→
はた(符尾)がつながれている音符(8分音符など)は、かっこを使わず数字だけで表記することもできます。→ (注意:数字だけ書く場合は、連桁したはた(符尾)側に表記します。)連符2

実際の長さのイメージは、

(例1)4分音符を3分割した連符
連符3-1

4分音符の2分割は、8分音符(単純音符)で書き表せるので、数字を書く必要はありません。

連符3-2

(例2)付点2分音符を3分割した連符
連符4-1

付点音符2分音符の3分割は、4分音符(単純音符)で書き表せるので、数字を書く必要はありません。

連符4-2

連符の一覧

単純音符を分割する連符

表の左端の音符を分割したときの各連符の表記法です。

連符5

この他にも6連符や11連符、13連符などもありますが、最もよく使われるのは3連符です。

その中でもよく使われるのが、4分音符(1拍)を3分割する連符です。これを1拍3連といいます。

次によく使われるのが、2分音符(2拍)を3分割する連符です。これを2拍3連といいます。

付点音符を分割する連符

表の左端の付点音符を分割したときの各連符の表記法です。

連符.007-2

付点音符の場合は3は単純音符で分割できるので、3連符はありません。

*2連符
2連符は、付点音符で分割することができるため、あまり使われません。
連符6-2
付点音符での連符は、長さを把握しづらいのであまり使われません。
また複付点音符を分割した連符はありません。複付点音符そのものの長さが複雑なためです。

休符などを含んだ連符

連符には、音符だけでなく休符が含まれたり、長い音符が含まれる場合もあります。

よく使われる1拍3連と2拍3連で、休符や長い音符を含む書き方と音の長さのイメージです。

連符7

まとめ

読譜するために確実に覚えておきたい連符は、

  • 1拍3連 
  • 2拍3連

です!!

楽譜では1拍3連はよくでてきますが、必ず出てくるものではありません。

また、DTM で楽曲制作するなどで使う場合も同様で、1拍3連はよく使われます。

コンピュータでは、設定等で何連符であっても正確に鳴らしてくれるますが、実際に連符を演奏する場合は長さが曖昧になりやすくテクニックが必要になります。

つまり、連符は複雑な長さともいえます。

11連符や17連符もできますが、複雑であれば良いというものでもありませんので注意してくださいね。

さいごまで読んでくださりありがとうございました✨

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