こんにちは🐬枡田咲子です😃
拍子は、主に3種類あります。
分数で表す拍子記号から、本当の拍子の意味をあなたは知っていますか?
今日は詳しく拍子の種類について、ご説明していきます。
曲を作るときに、何拍子にしよう?これで良いのかな?と疑問を持っていた方にもオススメの内容になれば幸いです!
拍子記号については、以下の記事をご参考にしてください。
拍子の種類
単純拍子
2拍子、3拍子、4拍子を単純拍子といいます。2拍子
2拍子では、1拍(基本の音符、つまり分母で表す音符)が1小節に2つ入る拍子です。
- 2/2拍子は、ラテン系の曲で使われます。
現代では、2/4 や 2/8拍子はあまり使いません。小節数が増えることや、短い音符がたくさん使われると読みにくい楽譜になってしまうからです。
3拍子
3拍子では、1拍(基本の音符、つまり分母で表す音符)が1小節に3つ入る拍子です。
- 3/4拍子はワルツで使われます。
3/2 や 3/8拍子はあまり使いません。3/2拍子では、これも、小節数が増えることや、1小節内に音符がたくさん使われると読みにくい楽譜になってしまうからです。
4拍子
4拍子では、1拍(基本の音符、つまり分母で表す音符)が1小節に4つ入る拍子です。
- 4/4拍子は最もよく使われる拍子です。8ビートや16ビートのポップスやロック、R&Bやファンク、クラブ系の音楽にボサノヴァやジャズまで幅広く使われます。
- 4/8 はあまり使いません。小節数が増えることや、短い音符がたくさん使われると読みにくい楽譜になってしまうからです。
複合拍子
1拍が3つ単位でまとまる拍子を複合拍子といいます。
つまり、1拍の基準となる音符が付点音符になります。
- 6/4拍子は4分音符が1小節に6つ入り、拍子の取り方は2つにわける2拍子系です。(3/2拍子と拍子の取り方が変わります。)
- 6/8拍子は、ラテンなどで使われます。8分音符が1小節に6つ入り、拍子の取り方は2つにわける2拍子系です。(3/4拍子と拍子の取り方が変わります。)
- 9/8拍子は、8分音符が1小節に9つ入り、拍子の取り方は3つにわける3拍子系です。
- 12/8拍子は、8分音符が1小節に12つ入り、拍子の取り方は4つにわける4拍子(2拍子系)です。
変拍子/混合拍子
異なる種類の拍子が組み合わさってできた拍子を混合拍子といいます。2拍子と3拍子が混在するため、2拍子系でも3拍子系でもなく、変拍子ともいいます。
よくあるものは5拍子や7拍子です。
- 5/4拍子は、『3拍子+2拍子』と『2拍子+3拍子』のどちらかで考えます。
- 7/4拍子より7/8拍子がよく使われます。8分音符のはたを繫げることで、拍子の取り方が理解しやすいからです。『3拍子+2拍子+2拍子』と『2拍子+2拍子+3拍子』で拍子をとるケースが多いです。
- 8/8拍子は通常4/4拍子ですが、上記のような『3/8拍子+3/8拍子+2/8拍子』や『2/8拍子+3/8拍子+3/8拍子』だと複合拍子(変拍子)になります。
もちろん、5/8拍子もありますよ!!5拍子の場合は、4/4拍子や4/3拍子の延長線上で拍を取りやすいことから、5/4拍子をよく使います。
まとめ
拍子はこの他にもありますが、よく使われうものとしては以上で十分だと考えております。
私自身、曲を作るときに何拍子で表記するか迷うことも実際あります。
そのようなときは、一番読みやすいものを選びます。
- 4/4拍子
- 3/4拍子
- 2/2拍子(ラテン系やサンバの曲のとき)
- 6/8拍子(1拍を3つでわけたいとき曲のとき)
以上が、よく使う拍子です。(変拍子を除く)
楽譜では、1小節内に全音符、2分音符や4分音符がたくさん入ると読みにくくなります。例えば、8/2拍子など2分音符が1小節に8つ入るなど。(8/2拍子は実際に見たことありませんし、使いませんよ!)
また2/4拍子や、3/8拍子などがあまり使われない理由としては、、1小節内に32分音符や64分音符だらけになると、見た目は真っ黒な楽譜で読みにくくなります。難しそうにも見えますし、メリットはあまりないです。
変拍子は、聴き心地にも違和感を感じる拍子です。たまには変わった曲でも!くらいの登場かもです👻
拍子について、さいごまで読んでくださりありがとうございました✨