こんにちは☘️
Masuda Music Office アレンジャーの枡田咲子です。
ジャズ・ピアノソロのアレンジ楽譜を Piascore から販売しております。
選曲は、
- ジャズ・スタンダード曲
- トラディショナル・ソング
- 季節の曲
- クラシック曲
を中心にジャズにアレンジしています。
『ジャズ』とひとことで言ってよいものかというアレンジもあったりしますので、今回はジャズ・アレンジについてと、曲の難易度設定についてお知らせになります。
ジャズ・アレンジについて
『ジャズ』というと、スウィング・ジャズを思い浮かべる方が多いのかな?と思いますが、、、
クラシック・ピアノをずっとされてた方からすると、少しテンションが入った和音(ジャズ・ハーモニー)でもジャズと思う方もいらっしゃいます。
そこから Masuda Music Office からの楽譜では、2つのコンセプトをもとにジャズとカテゴリーしています。
- スウィング・ジャズでアレンジ・・・スウィング(3連符で跳ねるリズム)でジャズ・サウンドを出します。
- ジャズ・ハーモニーでアレンジ・・・コードを4和音中心に、和音の中にテンションを入れることでジャズの響きを出します。
ジャズ度の高いアレンジは、スウィング・ジャズで複雑なテンションが多いジャズ・ハーモニーとなり、ジャズ・スタンダード曲など原曲がスウィング・ジャズの曲となります。
またジャズ度が少ないアレンジは、原曲がスウィングしていないクラシック曲などで、ジャズ・ハーモニーを取り入れたアレンジにしています。オリジナルの雰囲気が強く残るので聞きやすく弾きやすいアレンジになるのが特徴です。
難易度について
Masuda Music Office からの楽譜での難易度は、中級向けが中心となっています。
- スウィングのリズムが難しい
- ジャズ・ハーモニーを出すためのコード(和音)で3和音は必要
- 右手・左手のどちらが単音である場合でも別々の動きになる
ということから中級からの設定にしております。
中級
中級向けは、
- できるだけリズムはシンプル
- 片手で引く和音は3和音中心
- できる限りオクターブなし
と、引きやすさを重視してアレンジしています。
一部4和音やオクターブなどがでてくることもありますが、総合して判断しているところはご了承ください。
中級〜上級
中級〜上級向けの設定は、
- リズムが難しい(またはテンポが速い)
- 片手で引く和音は3〜4和音が中心
- フレーズが複雑
など、弾きやすさよりジャズの響きを重視したアレンジをしています。
また調号にフラットやシャープが4つ以上など、譜読みが大変そうなアレンジも中級〜上級に振り分けていたりします。
さいごに
ジャズ・ピアノ楽譜についてのお知らせでした。
販売中の楽譜は Youtube Jazz Composer Sakiko Masuda で演奏を公開してますので、そちらもご参考いただければ幸いです。
より多くの方にジャズピアノを楽しんでいただけるよう、ジャンルや難易度についても検討していきたいと考えておりますので、今後ともMasuda Music Office をよろしくお願いいたします。