こんにちは🍀枡田咲子です😃
楽譜を完成させるため、浄書モードで組段の調整をしてみましょう!
今回は組段に入れる小節数を決める方法と、組段の間隔を調整する方法です。
組段に入れる小節数の設定は、
- 小節を移動する方法と
- 組段あたりで小節数を固定する方法
があります。
それでは、みていきましょう!
もくじ
組段:小節を移動する
1段目が5小節で、2段目が3小節になっている楽譜を、各段を読みやすい4小節にしていきます。
小節を移動する方法と、楽譜全体で指定する方法があります。
1段目が5小節で、2段目が3小節になっている楽譜を、各段を4小節にしていきます。
浄書モードで行います。
① 左の浄書ツールボックスで、『グラフィックの編集』を選択します。
② 次の段に送りたい小節の、
- 左側の小節線または
- 小節内の音符または休符
を選択します。
③ 『次の組段に移動』か『組段区切りを作成』をクリックすると次の段に小節が移動します。
『次の組段に移動』を選択
選択した小節が、次の組段に移動します。今回は1段目を2段目(下の組段)に移動させたいので『次の組段に移動』を選択します。
『前の組段に移動』を選択すると上の段に移動します。
『組段区切りを作成』を選択
選択した小節に組段区切りになります。つまり、段の先頭の小節になります。
組段区切りの作成は、組段区切りを作りたい小節を選んで、
- ショートカット【shift + S】
で作ることができます。
組段の小節数を固定する
1段を4小節または6小節にしたいなどの時は、レイアウトオプションの『譜表と組段』の配置設定で行うことができます。
レイアウトオプションは、
- メニューの『ライブラリー』→レイアウトオプション
- ショートカット:【mac: command + shift +L】【win: Ctrl + shift +L】
で開きます。
楽譜を調整
小節数の調整ができたところで、印刷モードで楽譜を確認してみます。
組段の間が少し狭いので、広げていきます。
組段の間隔を調整
組段の間隔は、レイアウトオプションから『垂直方向のスペーシング』→最適間隔 で設定できます。
今回は、デフォルトの「10 スペース」を「15 スペース」に広げてみました。
リードシートが完成!
小節数の調整ができたところで、印刷モードで楽譜を確認してみましょう!
完成したリードシートでは、テンポ記号を移動しています。
浄書モードで、テンポ記号をクリックして好きな位置に配置できます。
まとめ
組段に入れる小節数の設定は、浄書ツールボックスで、『グラフィックの編集』から行います。
組段の作成は、
- ショートカット 【shift +S】
なので、段の先頭にしたい小節内の音符か休符を選んで、ショートカットで組段を簡単に作れます。
組段の小節数を固定する方法は、レイアウトオプションの『譜表と組段』の配置設定で行います。
組段の間隔を広げたり狭くしたいときは、
- レイアウトオプションの『垂直方向のスペーシング』→最適間隔
で変更できます。
レイアウトオプションは、ショートカット:【mac: command + shift +L】【win: Ctrl + shift +L】または、メニューの『ライブラリー』→レイアウトオプション です。
テンポ記号は、浄書モードでクリックしてドラッグするして好きな位置に動かせます。
ひとまず、簡単なリードシートを作ってみました!
最後まで読んでくださりありがとうございました✨