こんにちは🌸枡田咲子です😃
新シリーズ『ピアノで覚えるコード』3回目です!
音楽理論はひとまずおいておいて、ピアノを使ってコードを覚える方法をお伝えしていきます。
ピアノでコードを弾きたい方や、まずは音を聞いてコード覚えたい方におすすめの方法です!
今回は、『オーグメント・トライアド(増3和音)』です。
前回と同様で簡単な作り方と、メジャー・トライアドから音を変化させる作り方があります。
それではみていきましょう!
ちなみにコードについて詳しく知りたい場合は、音楽理論のこちら記事をご覧ください。
もくじ
オーグメント・トライアドの作り方
まずはどの鍵盤がどの音なのかを確認しておきましょう。
オーグメント・トライアドは、
- Caug
- C(#5)
- C+5
などで表記されます。(このブログでは一般的によく使われる Caug で表記していきます。)
簡単な作り方
Caug (Cオーグメント・トライアド)で作り方をみていきましょう。
①ルートを弾く(ルートはアファベットの大文字の音です。)
②ルートから4つ鍵盤を進めて弾く(間に鍵盤が3つ入っている状態)
③ ②の鍵盤から4つ鍵盤を進めて弾く(間に鍵盤が3つ入っている状態)
④ 完成!!
おすすめ!メジャー・トライアドから作る
コードは種類がたくさんあるので、『覚えたコード(例:メジャー・トライアド)』のどの音を変化させると『このコードになる』という覚え方がおすすめです。
間違って弾いてしまったかな?というときに修正しやすかったり、後にアレンジまでしたいなどなったときにも有効な方法です。コードを覚えていくにあたり効率は良いと思うのでおすすめとしています!
オーグメント・トライアドは、メジャー・トライアドの右端(小指側)の音を半音上(右横*の鍵盤)に動かすとできます。
(*右横とは、隣あっている鍵盤の最も近い鍵盤(半音)という意味です。詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓↓
全てのオーグメント・トライアド
オーグメント・トライアドの基本形の弾き方は全部で12通りです。
赤丸がオーグメント・コードの音で、グレーの丸は間に入る鍵盤数で、青丸はメジャー・トライアドの時の音を示しています。
鍵盤の位置がわかりやすいようにCだけ表記しています。
Caug から順番にみていきましょう!
Caug
D♭aug(C#aug)
D♭aug と表記されることが多いと思います。
Daug
E♭aug(D#aug)
E♭aug と表記されることが多いです。
Eaug
Faug
F#aug / G♭aug
Gaug
A♭aug(G#aug)
A♭aug と表記されることが多いです。
Aaug
B♭aug(A#aug)
B♭aug と表記されることが多いです。
Baug
まとめ
ピアノで弾いて覚えるオーグメント・トライアドの作り方でした!
- ルートを弾く
- ルートから4つ目の鍵盤を弾く
- ②の鍵盤から4つ目の鍵盤を弾く
で、オーグメント・トライアドの完成です!
メジャー・トライアドを覚えていれば、
- メジャー・トライアドの右端の音(小指側にくる音)半音上(右真隣の音)に動かす
という方法でもオーグメント・トライアドはできます。
オーグメント・トライアドは、メジャー・トライアドが変化したコードです。
メジャー・トライアドと併せて覚える方法がおすすめです!!
ここから音楽理論に繋げていく場合は、オーグメント・トライアドって!?【3和音 No.3】をご覧ください。
次回は、『簡単!ピアノで覚えるコード【No.4 ディミニッシュ・トライアド】』です!
最後まで読んでくださりありがとうございました✨