音程・インターバル vol.5【絶対わかる!6度と7度】

こんにちは🤚枡田咲子です🐦

長音程・短音程の 6度、7度 について説明します!

2度3度の時と同じく基本は、長(M)短(m)をはかり、そこから半音せまく又は広くなったかで、完全な音程の名称にしていきます。

ちなみに英語表記で、M は Major(メジャー)、m は minor(マイナー)、aug は augment(オーギュメント)、dim は diminish(ディミニュッシュ)のことです。

音程の基本はこちら→音程・インターバル vol.1【絶対わかる基本の考え方】

6度7度は、6thコードや7tコードを作るときに重要です😃

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6度の音程

幹音のみの長6度と短6度

次の音程は何度でしょう?

音程

どちらも6度ですが、正確な音程は違います。① と② どちらが広い6度ですか?


音程

音程

① C (ド) とA (ラ)の間には黒鍵が4つあり、E (ミ) とC (ド) の間には音が黒鍵が3つあります。黒鍵を多く含む①が幅の広い6度で長6、② は短6度になります。

幹音(白鍵)で6度を判断する
幹音(白鍵)で考える場合、E (ミ) - F (ファ)B (シ) - C (ド)を含むかどうかで長6度か短6度かを判断できます。
6度の場合は、E (ミ) - F (ファ)か、B (シ) - C (ド)両方を含むと短6度になります。
例:C (ド) とA (ラ)の間には、E (ミ) - F (ファ)は含まれていますがB (シ) - C (ド)含まれていないので広い長6度です。
例:E (ミ) とC (ド) の間には、E (ミ) - F (ファ)も、B (シ) - C (ド)も含まれているので短6度です。

黒鍵をはさまないE (ミ) とF (ファ)B (シ) とC (ド)を含むと音程がせまくなるのです。
6度の一覧表

音程

派生音を含む長6度と短6度

次の音程は何度でしょう?

音程

フラットやシャープなどの変化記号が付いているときの考え方は、

❶ まずは変化記号が付いてなかったら何かを確認します

① の音程は、変化記号(♭)なしで考えるとC (ド) とA (ラ)長6度です。

② の音程は、 変化記号(#)なしで考えるとE (ミ) とC (ド)で短6度です。

❷ 次に、変化記号がつくと❶と比べて間隔は広くなったか、せまくなったかを考えます。

音の間隔のイメージ図
音程長6度から半音せまくなるので短6度となります。
音程
② 短6度から半音広くなるので長6度となります。

長6度より半音せまくなると短6度になり、短6度より半音広くなると長6度になります。

それでは問題!次の音程は何度でしょうか?

音程

① 答え
短6度。D(レ)と B(シ)の長6度から、 B(シ)がフラットで下がり半音せまくなるので短6度
② 答え
短6度。F(ファ)と D(レ)の長6度から、F(ファ)がシャープで上がり半音せまくなるので短6度
③ 答え
長6度。 B(シ)と G(ソ)の短6度から、 B(シ)がフラットで下がり半音広くなるので長6度
④ 答え
長6度。 A(ラ)と F(ファ)の短6度から、 F(ファ)がシャープで上がり半音広くなるので長6度

フラットは低い側の音につくと半音広くなり、高い側の音につくと半音せまくなります。またシャープは低い側の音につくと半音せまくなり、高い側の音につくと半音は広くなります。

増・重増6度と減・重減6度

長6度より半音広い音程を増6度、増6度よりさらに半音広い音程を重増6度といい短6度より半音せまい音程を減6度、減6度よりさらに半音せまい音程を重減6度といいます。

音程

解説
音程
長6度より半音広くなり、増6度になります。
音程A(ラ)の音がダブルシャープで全音上がるので、重増6度になります。
音程
短6度より半音せまくなり、減6度になります。
音程C(ド)の音がフラットで半音さがりせまく、E(ミ)がシャープで半音上がりさらにせまくなるので、重減6度になります。

7度の音程

幹音のみの長7度と短7度

次の音程のどちらが長7度でしょうか?

音程


音程

音程

① C (ド) とB(シ)の間には黒鍵が5つあり、D(レ) とC (ド) の間には音が黒鍵が4つあります。黒鍵を多く含む①が幅の広い7度で長7、② は短7度になります。

幹音(白鍵)で7度を判断する
幹音(白鍵)で考える場合、E (ミ) - F (ファ)B (シ) - C (ド)を含むかどうかで長7度か短7度かを判断できます。
7度の場合も、E (ミ) - F (ファ)か、B (シ) - C (ド)両方を含むと短7度になります。
例:C (ド) とB(シ)の間には、E (ミ) - F (ファ)は含まれていますがB (シ) - C (ド)含まれていないので広い長7度です。
例:D(レ) とC (ド) の間には、E (ミ) - F (ファ)も、B (シ) - C (ド)も含まれているので短7度です。

黒鍵を多く含むかどうか、またE (ミ) - F (ファ)や B (シ) - C (ド)が両方含まれるかどうなるか、という考え方は幹音のみで有効な方法です。(幹音は#や♭のつかない音のことです)
7度の一覧表
音程

派生音を含む長7度と短7

次の音程は何度かわかりますか?

音程

フラットやシャープなどの変化記号が付いているときの考え方は、

❶ まずは変化記号が付いてなかったら何度かを確認します

① の音程は、変化記号(♭)なしで考えるとC (ド) とB(シ)で長7度です。

② の音程は、 変化記号(#)なしで考えるとD (レ) とC (ド)で短7度です。

❷ 次に、変化記号がつくと❶と比べて間隔は広くなったか、せまくなったかを考えます。

音の間隔のイメージ図
音程
長7度から半音せまくなるので短7度となります。
音程
② 短7度から半音広くなるので長7度となります。

長7度より半音せまくなると短7度になり、短7度より半音広くなると長7度になります。

それでは、次の音程は何度かわかりますか?音程

① 答え
長7度。E(ミ)と D(レ)で短7度、E(ミ)がフラットで下がり半音広くなるので長7度
② 答え
長7度。G(ソ)とF(ファ)で短7度、F(ファ)がシャープで上がり半音広くなるので長7度
③ 答え
短7度。F(ファ)とB(シ)で長7度、F(ファ)がシャープで上がり半音せまくなるので短7度
④ 答え
減7度。A(ラ)とG(ソ)で短7度、G(ソ)がフラットで下がり半音せまくなるので減3度。短7度より半音せまい音程が減7度です。次項を参考にしてください。

増・重増7度と減・重減7度

長7度より半音広い音程を増7度、増7度よりさらに半音広い音程を重増7度といい短3度より半音せまい音程を減7度、減7度よりさらに半音せまい音程を重減7度といいます。

音程

解説
音程
長7度より半音広くなり、増7度になります。
音程
B(シ)の音がシャープで上がり半音広く、C(ド)がフラットで下がりさらに半音広くなるので、重増7度になります。
音程
短7度より半音せまくなり、減7度になります。
音程
C(ド)がダブルフラット下がり全音せまくなるので、重減7度になります。

減7度は覚えておくことをおすすめします!dim7 コードに作るときに使う音程だからです。ちなみに、増・重増7度や重減7度はコードに使うことのない音程です。

まとめ

6度と7度は長音程・短音程です。
  • 幹音程での音程を考えます。
    E (ミ) - F (ファ)か、B (シ) - C (ド)を両方含むなら短音程、どちらかを含むなら長音程になります。
  • 派生音(#や♭のついた音)が含まれている場合は、まず幹音のみでの音程を考えます。そして、変化記号のつくことで音の間隔が広くなったか、せまくなったかを調べます。

長音程より半音せまくなると短音程、さらにもう半音せまくなると減音程となっていきます。長音程より半音広くなると増音程、さらにもう半音広くなると重増音程です。

短音程より半音広くなると長音程、さらにもう半音広くなると増音程となっていきます。短音程より半音せまくなると減音程、さらにもう半音せまくなると重減音程です。

    音程
    次回は転回音程をご紹介します!
    最後まで読んでくださり、ありがとうございました✨
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