こんにちは🍁枡田咲子です😃
ジャズ・ブルース(メジャー)のコード進行の応用バージョンをみていきましょう。
ふつうブルースといえば、12小節、I7、IV7 といったドミナント7thコードが中心になります。
しかし今回は応用ということで、
- ビバップ・バリエーション(コード進行の変化)
- 12小節ではないブルース(フォームの変化)
についてみていきましょう。
メジャーのジャズ・ブルースの基本についてはこちらをご参考ください。
もくじ
ビバップ・バリエーション:コード進行の変化(メジャー)
- I7 →Imaj7、IV7→IVmaj7に置き換えます。
- V7はダイアトニック・コードでも同じなのでそのまま。
- 9〜10小節は、ジャズの響きになる II-V進行を使います。
上記の G7( V7)をターゲット・コードに向かってのエクステンディド・ドミナントの考え方です。
① ターゲットであるG7( V7)へドミナント・レゾリューションする
② ①でできたコード進行から代理コードを使ってターゲットG7( V7)へ半音進行にする
③ ②でできたドミナント7thコードを II-V進行にする。(ドミナント7thが II-V進行のVとして考えるので、拍の頭はマイナー7thコードになります。)
ジャズ・ブルース:小節数の変化
まずは、12小節がブルースの基本です!!!
しかし、すこしアレンジすることで12小節ではないブルースを作ることもできるので紹介してみます。
【例1】ジャズ・ブルースのハーモニーが基本の14小節のブルース
ポイントは、最後に2小節追加したバージョンです。
ブルース・サウンドがでるように考えてみましたが、14小節自体が演奏しにくいので実際するならテーマだけかな?アドリブは12小節のブルース・フォームに戻す方がベターかも!?
【例2】シンプルなブルース・ハーモニーで16小節のブルース
これはハービー・ハンコック作曲『ウォーターメロン・マン』を参考にしたコード進行です。
ポイントは9〜10小節目を反復して4小節追したバージョンです。
ハービー・ハンコックの演奏はこちらから→https://youtu.be/_QkGAaYtXA0
まとめ
今回は応用編でジャズ・ブルース(メジャー)のハーモニックの変化、小節数の変化でした。
上記のコード進行はあくまでも例で、そのほかのコードを使えたり、コードを間引いたり、いろいろできるので研究してみてください。
ジャズ・ブルースではこのように基本からどんどん発展させていくことができますが、変えすぎにも注意です!
とくに小節数に関しては、自分はブルースのつもりでもまわりにはブルースに聞こえないということもあるのでハーモニーにはとくに気をつけましょう。
コード進行に関しては、12小節ブルース・フォームを使っていれば、どんなコード進行でも一応ブルースと説明することができるかも?強引な考え方ではありますが、、、
もと辿ればは3コードのブルース。迷ったときは、シンプルなブルースをたくさん聴いて感覚を養うことがおすすめです。
しかし感覚を養うことは1日で解決することではありませんが、いろいろ積み重ねて音楽はできていると続けていると実感することが多いです
ということで今回はチャレンジのャズ・ブルース(メジャー)応用編でした!
最後まで読んでくださりありがとうございました✨