こんにちは🎹 枡田咲子です😃
アルバム "Sakiko Masuda Piano Solo" 収録曲、『忍 〜Shinobi〜』の楽譜が Piascore から発売されました!
5曲で構成されるピアノ小曲集”ひとひ”の1曲です。
軽快なラテン・フィールの曲で、エンディングがバッチリ決まるとかっこいい曲ですよ!
楽曲情報
作・編曲: Sakiko Masuda
収録アルバム:Sakiko Masuda Piano Solo
販売:Piascore
楽曲分析
楽曲の構成
リハーサル・レター:A, A, B, C, D
メロディーの構成:a, a, b, c, a
リハーサル・レターと楽曲の構成がほぼ一致しています。最後のリハーサル・レター Dが a セクションとなっているシンプルな構成です。
a セクション
F#マイナーで、2/2拍子です。コードの配置で3拍子が混ざったように聴こえさすリズミカルなフレーズになっています。
くりかえし(2回目)部分の最後は、本来16小節で安定するところを1小節カットして b セクションへ進行します。
もし1小節カットしないなら b セクションの前に、F#メロディー、 F#m コードがくるのが一般的ですが、今回はサッと b セクションへ行くアレンジにしました。
b セクション
a セクション F#マイナーの平行調 Aメジャーへ転調して、a セクションの不安定なリズム感をラテンのリズムにのせて安定感へと変えることで曲のバランスを保ちます。
c セクションへ行く前(楽譜の35〜36小節)には、3拍子のリズムを使ってa セクションを思いださせるかのようなところも入れてあります。
c セクション
b セクション Aメジャーの同主調 Aマイナーに転調します。
左手はリズミックなパターンを繰りかえします。コードもシンプルなものを繰り返し、右手のメロディーはジャズのアドリブ(即興演奏)をイメージして作っています。
リズムもコードも安定しているので、最後 a セクションにも戻りやすく聴きやすいです。
最後の a セクション
はじめの a セクションとメロディー、コードやキーも同じで、左手のアレンジを少し変えています。
エンディングは、はじめのメロディーを使った両手のユニゾン + コードで終わります。
参考動画
楽譜は Piascore からご購入いただけます!
いつもと違う雰囲気の曲や新しいタイプの曲をお探の方は、ぜひ一度チェックしてみてください!