まずはこれから!ジャズピアノ練習

こんにちは。枡田咲子です。
作曲を始めてから、ピアノを弾く時間はぐっと減ってしまいましたが、今回は私がやってるピアノ練習の一部について書いてみようと思います。
まずピアノを開いて練習するのは、
- スケール
- アルペジオ
です!
昔は、単純な指の練習なんて嫌いで、先生に言われるから仕方なくやってました。
でもジャズピアノを始めて、その重要性をすごく実感するようになり、「練習しないと!」と思うようになりました。
理由はシンプルで、
- テンポを安定させるため
- アドリブ(即興演奏)のフレーズに活かすため
でした。
あくまで私の場合ですが、どんなふうに練習しているかをご紹介します!
スケール練習
まずは、スケール練習から始めます。
- メジャー・スケール:4オクターブ2往復
- ハーモニック・マイナー・スケール:4オクターブ1往復、続けて
ナチュラル・マイナー・スケール:4オクターブで上行
メロディック・マイナー(下行):4オクターブで下行
ハノンに掲載されているのもので、カデンツは省略しています。
12キー全てを順番に半音ずつを上げていきます。
例:Cメジャー → D♭メジャー → Dメジャー … といった流れです。
【Tip】スケールには色々あります。時期によって、練習するスケールを変えることもあります。(例:メジャー・スケールの代わりに、ミクソリディアン・スケール12キーなど)
アルペジオ(コード)練習
アルペジオは分散和音なので、コード(和音)を理解するのにも役立ちます。
スケールの後に、シンプルなトライアド(3和音)を練習します。
- メジャー・トライアド:4オクターブ2往復
- マイナー・トライアド:4オクターブ2往復
スケールと同様、12キーで半音ずつ上がっていきます。
【Tip】コードもたくさんの種類があるので、練習するコードを変えるとこともあります。(例:マイナー・トライアドの代わりに、m7 マイナー・セブンス・コード12キーなど)
もともとクラシックでハノンでは5度ずつ(C→ F→ B♭の順)の練習方法に慣れていました。
ある時、半音ずつで弾いたらすごく弾きにくいことに気づきました。
ピアノでは、コードの半音移動(C→ D♭→D) の運指が難しいと感じます。
ジャズではこうした半音移動も出てくるので、半音ずつ上げる方法で練習しています。
以前、ランダムで練習していたときもあります。
まとめ
私はこれまでいろいろなスケールやアルペジオを練習してきましたが、今は原点に戻り、
- 指を動かす感覚
- 鍵盤を押す意識の確認
のため、毎回この練習から始めます。もうルーティンのようになっています!
ただ、このような基礎練習は重要性はわかっていても、退屈になってしまうこともあるので、バランスをとりながら練習するのも大事です。
生徒さんには「何でもいいので毎日10分でもいいのでピアノを弾いてみてね~」なんて言いながら、私自身も実際には練習できない日があるのも現状です。。。
でも、練習して良かったと思うことは間違いなしです!
最後に練習のコツをまとめてみます!
- 指の強化:1音1音を丁寧に弾くことを重視
- リズム強化:ゆっくりなテンポで正確さを確認(メトロノームや足でリズムをとるなどさらに効果的です)
- アドリブ強化:分散和音はアドリブフレーズにも活かせます
今回は私のピアノ練習についてでしたが、
最後まで読んでくださりありがとうございました。