こんにちは。枡田咲子です！
前回に引き続き、リハーサルマークについて解説します！
”Intro”などのテキストをリハーサルマークとして設定する方法があります！
今回の解説内容は以下の通りです。
- テキストのリハーサルマーク作成方法
- テキストのリハーサルマーク新規作成方法
基本的には既存のテキストでのリハーサルマークを活用すれば問題ありませんが、 異なるフォントやサイズを使用したい場合は、新規作成がおすすめです。
この方法はビッグバンド楽譜に限らず、さまざまな楽譜に適用できます。 最後に、おすすめの設定方法も紹介します！
もくじ
テキストのリハーサルマークを作成する方法
基本の作成方法
1. リハーサルマークを作成したい小節や音符を選択
2. メニュー → 記譜 → 組段テキストを作成 → リハーサルマークを選択
3. テキストを入力（フォントやサイズなど調整も可能）
ポイント：
- 組段でテキストを作成すると、パート譜にも適用されます。
- パラグラフスタイルの「リハーサルマーク」設定が適用されます。（枠線の有無など）
囲み線の表示・非表示について
リハーサルマークの囲み線の表示方法には、「個別設定」 と「一括設定」ができます。
「囲み線を非表示」にする場合は、パラグラフスタイルまたは浄書オプションの「リハーサルマーク」で枠線なしにしておく必要があります。
個別に枠線を設定する方法
- 囲み線をつけるテキストを選択して、プロパティパネルを開く
2. テキスト → 枠線をオンにする3. お好みで「境界線のスタイル」や「組段の開始位置に揃える」を選択
一括で枠線を設定する方法
1. メニュー → ライブラリー → パラグラフスタイル → 「リハーサルマーク」を選択2. 枠線をオンにして、お好みの太さや境界線のスタイルなどに調整
注意：浄書オプション「リハーサルマーク」で枠線の設定をすると、通常のリハーサルマーク（文字ABCや小節番号など）と２重になります。この場合、浄書オプションで枠線で「枠線：なし」を選択します。
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1. 環境設定を開きます。【Ctrl / command + ,】
2. キーボードショートカットから、「リハーサルマーク」を検索
3. 音符入力 → 組段テキストを作成 → 「リハーサルマーク」を選択
4. お好みのショートカットキーを割り当てる
ショートカットキーを設定しておくと作業効率がアップします！
テキストのリハーサルマーク新規作成方法
異なるタイプのリハーサルマークを使用したい場合は、新規作成が便利です。
1. メニュー → ライブラリー → パラグラフスタイル → 「リハーサルマーク」を選択2. 左下にある「選択部分から新規作成」をクリック（複製）3. 作成された「リハーサルマーク（2）」を編集（名称変更も可能）
※ショートカットキーを作成する場合、「デフォルトとして保存」をオンにする【新規作成したリハーサルマークの適用方法】
- 表示したい位置の音符や小節などを選択
- メニュー → 記譜 → 「組段テキストを作成」→ リハーサルマーク（2）を選択
まとめ（おすすめの設定方法）
リハーサルマークに全てに枠線を表示する場合：
- パラグラフスタイルで枠線を設定
- 浄書オプションで枠線なしを設定
汎用性が高くシンプルな設定：
- 文字ABC、数字、小節番号：枠線あり（浄書オプションで設定）
- テキスト（Intro など）：枠線なし（パラグラフスタイル枠線なしを設定）
テキストのリハーサルマークは個別で、フォント、サイズ、枠線などの調整可能です。
プロパティパネルから個別設定で、リハーサルテキストを使わず、小節番号（文字ABCなど）の横にテキストを表示させることもできます！
新規作成するケース：
- フォントやサイズなど異なるリハーサルマークを使う場合
- テキストのリハーサルマークをパラグラフスタイルで管理する場合（浄書オプションでは枠線なしを設定）
（例）リハーサルマーク（枠線あり）、リハーサルマーク2（枠線なし）
これで、様々なリハーサルマークを自由に作成できます！
最後まで読んでいただきありがとうございました✨
