こんにちは🌷枡田咲子です😃
リズムはよく耳にする言葉ですが、今日は音楽理論上でご説明しようと思います。
リズム(英語:ryhthm)には、
リズム、律動、律動的な動き、周期的変動、韻律、ミーター、調子
こんな意味があります。
”常に一定ではない” ものがリズムですね。
拍は、拍子を考えるときに重要な役割を持っています。
どの拍が強いのか、どの拍が弱いのかで拍子が決まります。
ちなみに、拍はビート(英語:beat)といいます。
リズム
リズムは、いろいろな種類の音符や休符を組み合わせたものです。リズムは一定であるときもあれば、そうでないときもあります。
以下がリズムの例です。
例1:ある音が一定に鳴っている
同じ高さの同じ音が、同じ長さで鳴っている。
例2:音の高さが変わる
音の高さは違うけれど、音の長さは同じに鳴る。
例3:音の長さが変わる
音の長さが変わって鳴ります。
例4:音が鳴らない時間がある
音が鳴らない、つまり休符が入っていても、それはリズムです。
例5:ある音が鳴り続けている
1音が鳴り続けていてもリズムが生まれます。
例では同じ音を使っていますが、例2の音の高さが変わり、例3の音の長さが変わるを合わせてももちろんリズムです!
ざっくり簡単に言うと、普段聴いている音楽のメロディーであったり、ピアノ、ベースやドラムの演奏などがリズムです。
拍
拍について
拍は必ず、規則正しく時間が刻まれています。その刻みのことを拍といいます。例1:4分音符の場合
例2:8分音符の場合
例3:2分音符の場合
例4:リズムと拍
拍は一定であるため、拍を考えるときは同じ長さの音符のみで考えます。
リズムは拍にのって進行します。
注意:上記の楽譜では拍を音符(G音の位置)で書いていますが、拍は音(G音)ではありません。
強拍・弱拍・中強拍
拍をある単位にまとめたものを拍子といいます。
拍は一定のリズムを刻み続けますが、それだけでは何拍子かはわかりません。
拍に強弱をつけることで、拍を2つでまとめたり(2拍子)、3つでまとめたり(3拍子)することで拍子がうまれます。
強い拍を強拍、弱い拍を弱拍といいます。強拍と弱拍は規則正しく繰り返されます。
例1:拍を2つでまとめるときの強弱
強拍と弱拍を繰り返します。
例2:拍を3つでまとめるときの強弱
『強拍→弱拍→弱拍』を繰り返します。
例3:拍を4つでまとめるときの強弱
基本の拍子は、2拍子系か3拍子系のどちらかにわかれます。
4つは2つにまとめるときは、(例1)と同じになります。しかし、4つにまとめる4拍子は、よく使われるため中強拍を使います。
『強拍→弱拍→中強拍→弱拍』を繰り返します。
中強拍は強拍より、やや弱い拍です。つまり強拍と弱拍の間の強さです。
まとめ
リズムはあまり難しく考える必要はありません。
いつも聴いている音楽だと思ってください。
ただし、拍は時計の針のように正確でなければなりません。
そして拍に強弱をつけることで拍子ができます。
次回は、"拍子 no.2" ということで、拍子記号についてご説明いたします。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございました✨