こんにちは⛄️枡田咲子です。
吹奏楽部や少人数のアンサンブルでも演奏できるジャズ・アレンジの楽譜がまだ少ないようですが、いよいよ新シリーズとしてジャズ×フレキシブル楽譜がブレーン株式会社から発売されました!
ジャズの発展や学生指導に尽力されています JAJE (Japan Association of Jazz Education) の推薦楽譜に承認されました。
学生バンドや吹奏楽部、ジャズを始めてみたいブラスバンド、レパートリーにジャズを加えてみたいアマチュアバンドでも、少人数編成で演奏できるのがこのフレキシブル楽譜の魅力です。
ジャズ特有のアドリブ(即興)パートは、参考フレーズを記譜してあるので安心です!しかも各パート2フレーズありますよ!
ジャズと言えばハードルが高く思われがちですが、少しでもやさしく、そして楽しく演奏できるような楽譜に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください!
フレキシブル楽譜って何!?
フレキシブル(英:flexible)とは、柔軟性や順応性があるなどの意味があります。
つまり、柔軟性があり適応性のある楽譜ということになりますが、一体どういうことなのでしょうか?
通常の吹奏楽やバンド用の楽譜では、各楽器の種類とその人数が決まって書かれています。
例えばジャズのビッグバンドは、アルトサックスが2人、テナーサックスが2人、バリトンサックス、トランペットが4人、トロンボーンが4人、コード楽器(ピアノやギター)、ベースとドラムが定番の編成です。つまり、ビッグバンド楽譜はこの編成で書かれていることがほとんどです。
これだけの楽器を演奏できる人数がそろっていれば問題なく演奏できますが、もしバンド内にサックスは3人、トランペットとトロンボーンも2人しかいないとなると、、、適当な楽譜をさらにアレンジする必要がでてきます。
アレンジャーがバンド内や近くにいれば良いですが、どうアレンジすればよいかわからないなど戸惑いもでてくるバンドも出てきてしまいます。
そこで、フレキシブル楽譜は管楽器パートを音域ごとにわけることで少人数での演奏が可能に編曲してあります。たとえば、アルトサックス奏者がバンド内にいなくても、そのパートは違う楽器で補えるような楽譜になっているのです!
逆に人数が多い場合は、全体の音量バランスを考えて、同じパートを増やせば問題ありません。例えば管楽器が10人のバンドの場合、メロディーパートの人数を少し増やしたり、音量が弱いパートの人数を増やすなどでOKです。
どんなシーンでも使い回せる便利な楽譜が、フレキシブル楽譜です!
ジャズ・アレンジ曲
今回は、
- I Got Rhythm /アイ・ガッタ・リズム(作曲:G. ガーシュイン)
- Someday My Prince Will Come/いつか王子様が(作曲:F. チャーチル)
以上2曲のアレンジを担当させていただきました。
各曲についての詳細は、以下よりご覧ください。
参考動画もありますので、興味を是非ご覧になってください。
まとめ
今回のジャズ x フレキシブル楽譜は、全3曲の発売です。
A 列車で行こう(作曲:B. ストレイホーン)は、山下祐加さんのアレンジで同時発売されてます。スタンダートの中のスタンダードとも言えるこの曲も要チェックです!
ジャズの楽しさや楽しみ方を、をいろいろな形で広めていければと改めて思いました!!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました✨