こんにちは😃枡田咲子です🍀
前回の『FinaleからDoricoへ!2台目のMacに設定を移行する簡単な方法』の追記記事です。
2台目のMacで快適にDoricoを使っていたところ、突然こんな警告が…!
「自動保存するファイルが見つかりません」
実はこれ、1台目と2台目でMacのユーザー名が異なることが原因でした。
今回は、この問題を解決する手順を解説します!
環境設定で保存先を確認
① Dorico を開いて、環境設定【Command + ,】を開き、「全般」→「ファイル」を選択します。
② 『プロジェクトを保存』を確認をします。
- デフォルトのプロジェクトフォルダー:作成したプロジェクトを保存する場所
- プロジェクトのバックアップフォルダー:バックアップを保存する場所
どちらもお好みの場所で問題ありませんが、お使いのコンピュータと異なるユーザー名が入ってる場合は、保存先を変更します。
Finder ウィンドウを開いて、
- メニュー→移動→『ホーム』を選択
- ショートカットキー:Command + Shift +H
いずれかで確認できます。
🏠の横にあるのがユーザー名です!
preferences.xml ファイルを編集
❶ Dorico を終了して、Mac のライブラリを開く
- Option キーを押しながら「移動」をクリックすると表示されます。
❷ Dorico 5 フォルダにある『preferences.xml 』(環境設定のファイル)を探す
- ライブラリ → Application Support → Steinberg → Dorico 5
❸『preferences.xml』ファイルをテキストエディット.appで開く
- ファイルを選択して【 Command + I 】でファイルの情報を開きます。
- このアプリケーションで開く:テキストエディット.app に設定します。
❹ 『preferences.xml』ファイルの <autoSavePath> を探す
- <autoSavePath>を検索:編集→検索→『検索』【ショートカット:Command + F】で検索ボックスが開きます。
❺ <autoSavePath> 下方にあるユーザー名を編集
- <autoSavePath> の下方にある <value>/Users/新しいユーザー名/Library/~ に書き換えます
これで、自動保存の設定完了です!
まとめ
これで自動保存エラーが解決しました!
ユーザー名の違いが原因で発生する問題も、preferences.xmlを編集するだけで簡単に解決できます。
もし今回の方法で解決しない場合は、システムのトラブルや設定の不整合などが考えられますので、Doricoのサポートにお問い合わせされることをお勧めいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました✨